指名を取るために!キャバクラで働くときにやってはいけないNG接客!

キャバ嬢になりたい皆さんは、まず最初に求人サイトをチェックしますよね。
例えば『体入ドットコム』などのキャバクラ専門の求人サイトを見てみると、沢山の求人情報があふれていて、どのお店の情報欄にも「キャストは誰でもすぐに出来る簡単なお仕事です」…こんな謳い文句が踊っている事でしょう。

そしてそんな言葉を見ると「じゃ私でも出来るんだ」と気軽にナイトワークの世界に飛び込んでしまいたくなりますが、ちょっと待ってください!

実はキャバクラの世界は、意外にもマナーやルールについて厳しい面があるのです。接客業なので当然ですよね。では一体どんなマナーやルールがあるのでしょうか?

マナーやルールに厳しいキャバクラの世界

キャバクラでのキャストの大きな役割は、お客様をおもてなしすること。
「このお店にいると居心地がいいな。楽しいな。面白いな」と思ってもらえないと、固定客を掴めません。
そのためにはまず、基本的なマナーやルールを知っておく必要がありますね。

ナイトワークの世界がマナーやルールに厳しいのは、お客様に不快な思いをさせないため。
接客マナーの基本を知らない女性が次々と業界に入ってくるため、厳しめのルールを示しておかないとだらしない雰囲気になってしまうことがあげられます。

もちろん体験入店の時にスタッフが基本的なテーブルマナーを教えてくれますが、それ以外にも知っておかなければならない事が様々あるので紹介したいと思います。

会話における接客のNG

キャバクラは顧客が女の子との会話を楽しむ場所です。なので一番まずいのは黙ったまま俯いている女の子。
そもそもコミュ障の方はまずこのお仕事に向いていません。
例え「人と話をするのが苦手」だとしても、それを相手に感じさせずに接客出来るのがプロです。

そして会話における接客でNGなのが「顧客の話を全否定する」こと。
顧客が自慢話をしていて「何だか聞いてて気分の悪い話だわ」と思っても本音を一切見せずに「素敵ですね」「そのお話、もっと聞きたいです!」と、相手の話に興味を示して楽しそうに振舞うのが肝。
自分の本心を隠して演技が出来るキャスト程、プロ意識が高いと言えますね。

キャバクラであなたは「〇〇(源氏名)と言う名前のキャストを演じている」と考えてください。
もし素のままの自分を丸ごと曝け出すだけでは、顧客にとって居づらい場所になってしまうでしょう。

人気キャバ嬢になるには、時には女優のような演技力が必要なのです。

お酒における接客のNG

キャストは顧客にドリンクを入れてもらい、給料を得ています。
そこで「ドリンクを入れて欲しい」とおねだりするキャストもいますが、おねだりはまず会話が盛り上がってから。
ソファーに座って挨拶もそこそこに「ドリンク、頼んでもいいですか?何か飲みたいです」では大変失礼です。

また折角ドリンクを入れてもらっても、ほとんど飲まずに席を立つのもかなり失礼。
「飲みたいって言うから注文したのに、全然飲んでない!」と顧客からすれば腹が立ちますよね?
お腹がいっぱい、もしくは酔っていて飲めないとしても、半分から8割程度は飲んで席を立つようにしましょう。

グデングデンに酔っ払って顧客やスタッフに介抱してもらうのも絶対NGです!
お酒が弱いのに無理に飲む必要はありません。

酔っ払うと知らないうちに顧客からセクハラされる可能性もあります。
お酒はほどほどにしましょう。

ヘルプ接客におけるNG

キャバクラには「ヘルプ接客」というものがあります。単に「ヘルプ」と呼ばれたりもしますね。
ヘルプ接客とは、同伴出勤したキャストが着替えている間や、指名されたキャストが他のお客さんを接客中で片方の席を離れている間の場繋ぎとして接客することです。
ヘルプについた場合、指名されたキャストやお客様に失礼のないように接客をする必要があります。

お客様は、ヘルプについたあなたではなく指名したキャストに会いに来ています。
なので、そのお客様と連絡先を交換したりすれば、指名されているキャストからすれば「お客さんを奪おうとしている」ように見えかねません。
ですから、ヘルプ中のお客様との連絡先交換はご法度と言ってよいでしょう。

また、指名中のキャストの話はなるべくしない方がよいでしょう。
ときどき、ヘルプの女の子を利用して、指名中のキャストの個人情報(彼氏がいるのかなど)を聞き出そうとするお客様などもいらっしゃります。
こういった話題に乗っかってしまいキャストの個人情報を話してしまうと、そのキャストとの関係性に亀裂が入る原因になります。

その他にも、ドリンクを自分からねだらないなど、気を付けることはたくさんあります。
ヘルプ接客時には言動や行動に注意しましょう。

接客において意識すること

多くの顧客がキャバクラに求めるものは「癒し」です。
心地よい気分になりたくてお店にやって来るにも関わらず、他のキャストやお店の悪口を聞かされるのは顧客としてもうんざりです。
「俺の悪口も、きっとどこかで言っているんだろう」と信用してもらえません。

また日頃の生活に関する愚痴を言うのもNG!
キャバクラは非日常的な空間を提供する場なので、キャストから「生活費がギリギリなので、パンの耳を揚げて食べてます」的な貧乏自慢や「彼氏が最近めちゃ冷たい」と言う恋愛相談をされても気分が悪くなるだけです。

個人的な話が出来るくらい親密な関係ならともかく、フリー客に突然個人的な話題は避けましょう。

顧客は男性が多いので、女性らしい優しさ、気遣いを見せるのは基本中の基本。

  • ゲスタン(顧客用のグラス)が汗をかいていればハンカチで拭く
  • テーブルの上は常に綺麗にしておく
  • 灰皿はマメに取り替える
  • タバコに火を付ける

・・・など、まず当たり前にしなければならない事はしっかりと。

さらに笑顔で明るく気持ちよく会話をすることが大事ですよ。
人並みの容姿の女の子でも言動が可愛らしく、いつも明るく振舞う子は人気が出ますから。
“顧客に元気になって頂く”その気持ちがあれば自然に笑顔になれるはずです。

まとめ

キャバクラでのNG接客についてまとめましたが、いかがでしたか?
「人の悪口を言わない」、「相手の話を全否定しない」などは日常生活でも大切な事ですよね。
できるキャバ嬢になるには一人の社会人としての振舞い方かを常に意識しましょう。